将棋の朝日杯将棋オープン戦の一次予選が8月15日に行われ、中川大輔八段(51)が北島忠雄七段(53)に111手で勝利した。
朝日杯将棋オープン戦は持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。2017年度、2018年度と藤井聡太七段(17)が2連覇している棋戦としても知られている。
相掛かりの出だしから始まった対局は、中川八段が中盤での駒の取り合いから徐々にリドを広げると、終盤もつれたものの自玉の上部脱出に成功。相入玉になだれ込む前に決着をつけた。
中川八段は次戦、3回戦で長岡裕也五段(33)と対戦する。
(C)AbemaTV