将棋の藤井聡太七段(17)が9月1日、王将戦二次予選で谷川浩司九段(57)との対局に勝利し、自身初となる挑戦者決定リーグ入りを決めた。最年少でのタイトル獲得を期待される最年少棋士にとって、大きなチャンスを得たと言えそうだ。ただ、タイトル保持者が渡辺明三冠(35)というだけでも相当に大きな壁だが、その前にもこれでもかと言わんばかりに厚くて高い“6つの壁”が立ちはだかることになる。果たして藤井七段は、この壁を突破し、頂きを目指せるのか。