東京・目黒区で去年3月、当時5歳だった船戸結愛ちゃんを虐待のすえ衰弱死させたとして起訴された母親の初公判が3日に開かれた。母親は起訴内容を大筋で認めた。
 憔悴しきった様子で法廷に入った船戸優里被告(27)は、自分の名前を問われた冒頭から泣き始め、時折激しい嗚咽を漏らしながら「(夫の雄大被告が)結愛を殴ったことは知らなかった」「警察に通報していなかったのは、雄大が逮捕されると結愛も私も雄大に報復されるのが怖かった」などと述べた。