総務省の統計によると、結婚をせずにシングルマザーになった女性の数はこの15年間で約3倍に増加しているという。そんな中、"夫やパートナーと一緒に"ではなく、あえて1人だけで母になることを選んだ女性、「選択的シングルマザー」の存在が注目を集めるようになっている。
 5日放送のAbemaTV『AbemaPrime』では、そんな新しい生き方を選んだ女性たちを取材した。
 かな子さん(仮名・43)が選択的シングルマザーになった理由は、結婚制度そのものに疑問を抱いているからだ。「20代後半に入ると、みんなが急に結婚に照準を合わせて走り出した気がする。男性が嫌いなわけではないが、その"就職活動的"な運動に、どうしても参加したくない自分がいた。日々働いて稼ぎ、子どもにまっすぐ向き合い、全力で守り育てる意思があるなら、どっちだってよくないか」と訴える。