地上波未公開シーンを含めた完全版「しくじり先生 俺みたいになるな！！」が、AbemaTV（アべマTV）で放送された。
番組には“担任役”としてオードリーの若林正恭、“生徒役”として平成ノブシコブシの吉村崇、ハライチの澤部佑、女優の岡本夏美、モデルの中野恵那、お笑いコンビの霜降り明星が出演。今回は「キャパオーバーで飛んじゃった先生」として、キングコングの梶原雄太が登場した。
心身症から復帰後は「はねるのトびら」以外レギュラーを失っていた梶原。相方の西野亮廣が絵本作家として成功していく中、「足を引っ張りたくない」と一度は芸人引退を決意するも、妻の言葉で思い留まっていた。
そんな中、上沼恵美子が救いの手を差し伸べ、「快傑えみちゃんねる」のレギュラーが決まった。これがなければ、確実に芸人を引退していたという。上沼に「あなたはスターになれるよ」と言われた梶原は、「ふわふわ仕事を続けるんじゃなくて、新しいことにチャレンジしなきゃいけない」と決意。
その頃、西野はニューヨークで個展を開催し、世界進出を果たしていた。そして梶原も、あるイベントで有名YouTuberに会ったことがきっかけで、YouTuberになるという夢ができたという。
「期限までに100万人突破しなかったら芸人引退」と打ち出してYouTuberを始めるも、最初はアンチの数が多く、動画へのいいねが600、バッドが3万8000と散々だった。それでも登録者数が50万人を突破すると、アンチは今度「期間長くない？」とクレームをつけてきたが、多くの人の支えがあり、登録者数100万人を突破することができた。
キャパオーバーで苦しんでいる人へ向けて、梶原は「過密スケジュールの中でも、自分との打ち合わせ時間を作ろう」「何がしんどくて何に悩んでいるかを整理することが大事」とアドバイスを贈った。
また、梶原は復帰後、はねトびの収録中に北陽の虻川美穂子の様子がおかしいことに気づき、声をかけたことがあったという。虻川は「どうしてわかったの？」と泣き出し、抱えているものを梶原に話した。それをきっかけに虻川は上を向いて歩けるようになったそう。
梶原は、もし周りに様子がおかしい人がいたら「とにかく声をかけてあげること。自分が（キャパオーバーに）なっている人は、人に相談することが大事だと思います」と教訓を伝え、授業を締めくくった。
【期間限定・無料】「しくじり先生」AbemaTV限定映像 ▶︎ 宮下草薙の“ワイプ芸”修行にオードリー若林ら爆笑！（33分ごろ～）
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