将棋の朝日杯将棋オープン戦一次予選が9月19日に行われ、長岡裕也五段(34)が中川大輔八段(51)に、89手で勝利した。
 ともに故・米長邦雄永世棋聖を師匠とする同門対決になったが、弟弟子にあたる長岡五段が兄弟子を破り、ブロック決勝に進出。次局で佐藤秀司七段(52)に勝利すれば、二次予選進出が決まる。
◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。2017年度、2018年度と藤井聡太七段(17)が2連覇している棋戦としても知られている。