2009年9月30日に埼玉県熊谷市で発生した死亡ひき逃げ事件の時効が、残された母の執念により、罪状変更の末に延長された。
 当時10歳の小関孝徳くんは、書道教室から自宅への帰宅途中に熊谷市の路上で車にはねられて死亡した。車は現場から逃走し、事件解決の手がかりも見つからないまま10年の時効が目前に迫った今月18日、県警は適用罪名を自動車運転過失致傷罪から時効が20年の危険運転致死罪に変更。これにより、時効が10年延長されることが決まった。