Googleは日本時間の16日未明、ニューヨークで開催していた新商品発表会で新型スマホ「Pixel 4」を発表した。
「Pixel 4」はカメラ機能が特徴で、iPhone11などが搭載してトレンドとなっている広角撮影はできないものの、Pixelシリーズ初となる標準と望遠の2眼カメラと超強力な「夜景撮影モード」を搭載している。「夜景撮影モード」では15秒間露光した写真を16回撮影(計4分間)し合成するため天体をきれいに撮影することが可能で、天の川も撮影できると謳っている。
そのほか、日本国内の発売時は非対応だが、画面の前で手をかざすとアラームの停止などができる“ジェスチャー機能”も搭載されており、録音した音声をリアルタイムで文字起こしするボイスメモ機能や、顔認証でロックなどを解除する機能も搭載。また、顔認証機能の搭載にともなって従来の指紋認証は廃止される。
ストレージ容量が64GBと128GB の5.7インチモデルでは、価格は799ドル(日本円で約8万7000円)からとなっており、アメリカなどでは24日に発売を開始する。
日本の発表会場で取材したスマホジャーナリストの石川温氏は、「AIによって画質を向上させる技術がGoogleの強みのため、星空や夜景もきれいに写る」とカメラ機能に太鼓判を押した。その他の機能については、ジェスチャー機能は「画面に触れないでも操作できるため、料理中などに便利」、ボイスメモ機能については、「強みのAI技術で自動テキスト化。その精度に期待したい」と評価した。
購入時期については「性能面は非常にいいが、「Pixel 3」が出たときは約半年後に「Pixel 3a」が出て値下げされたので、ちょっと待ってみるのもあり」とコメントを残した。
(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)