大和証券Mリーグ2019、10月22日の1回戦で、KONAMI麻雀格闘倶楽部・前原雄大(連盟)が今期初トップを取り、チーム3勝目を挙げた。試合後の卓上では、同卓者に一礼後、ゆっくりと天に指を突き上げる新ポーズを披露。人気漫画・アニメ「北斗の拳」に登場するラオウの名シーンを思わせる姿に、ファンからは「ラオウ前原」「フロンティア精神に感動」といった声が多数寄せられた。
 開幕前、「麻雀プロを全うする」と語っていた前原が、試合後の静寂の中、身じろぎも瞬きもせず、天空の一点を見つめると、それに向かって人差し指を真っすぐに伸ばした。前原と言えば、勝利する度、天井を見上げるシーンがファンにも知られているが、この日はラオウがケンシロウとの戦いに敗れ「我が生涯に一片の悔いなし」と言い放ち、天に拳を突き上げたシーンを彷彿とさせるポーズで、ファンだけでなく選手、関係者たちの度肝を抜いた。