「即位礼正殿の儀」に合わせて、恩赦が実施された。天皇皇后両陛下がご結婚された時以来、26年ぶりとなる。
 今回の恩赦で、政府は犯罪被害者やその遺族の心情などに配慮して軽微な犯罪で罰金刑を受けた人に対象を限定し、有罪判決を無効にする「大赦」や刑期を短くする「減刑」は行わず、制限された資格を回復する「復権」に限定した。恩赦を受けられるのは、罰金刑を受けた人のうち罰金を納めてから3年以上が経過している人で、約55万人になると見込まれる。