“ガラケー女”デマ拡散の原田市議「SNSいったん閉じる」「今回の体験を伝える責任ある」
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 8月に茨城県の常磐道で起きたあおり運転事件で、同乗していたいわゆる“ガラケー女”だとして無関係の女性の画像を拡散した愛知県豊田市の原田隆司市議会議員が29日、Facebook上で謝罪動画を公開した。

 原田市議はガラケー女とされた全く別の女性の写真を、自身のFacebookで「早く逮捕されるよう拡散お願いします」などと掲載していた。事件と無関係だった女性は原田市議に対して慰謝料を要求したものの、原田市議が対応せず、先週110万円の損害賠償を求め提訴したところ、昨日になり謝罪動画を掲載したということだ。

 そして30日朝、AbemaTV『けやきヒルズ』の単独取材に原田市議が応じた。原田市議は、「私の軽率な行動で女性の方に大変な迷惑をかけてしまい、本当に申し訳なかったと思っています。お相手様もおられることなので、いずれにしてもお詫びをした上で早期に示談ができるように進めていきたいと思います」とコメント。

“ガラケー女”デマ拡散の原田市議「SNSいったん閉じる」「今回の体験を伝える責任ある」
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 また、投稿時の心境について「確認もせずにこの人が犯人だと素直に受け止めてしまって、それをシェアして『早く捕まるといいですね』と一文を加えて投稿してしまいました」と説明し、Facebookで謝罪動画を上げたことについては「早期に私の生の声でしっかりとお伝えして、お詫びしなければいけないという気持ちの表れと、皆さま方にちゃんと表に出て対応しなければならないと思い対応しました」と述べた。SNSは「今回の件もありましたので、いったん閉じさせてもらう」という。

 進退については「先日緊急の後援会の役員会を開催してもらいまして、厳しい意見ももらったが、最終的には満場一致で『頑張れ』ということで。今後も地元に根ざした活動でしっかり頑張っていきたいと思います」としつつ、「今回のSNSで私が軽率に行動してしまった件も、私の体験をもとに地元の皆さま方、子どもたちに『こういうことをするとダメだよ』と実体験に基づいて伝える責任があると思っております」と語った。

(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)

映像:原田市議が投稿した謝罪動画

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