7月の参院選で木村英子議員と難病のALSを患う舩後靖彦議員を当選させた「れいわ新選組」。中心となる山本太郎代表は落選したものの、その動きは選挙前から大いに注目されてきた。
そもそも山本代表が政治の道に進むきっかけは原発問題で、かつてはこれに関する主張ばかりが目立った。しかし最近では立憲民主党など統一会派で活動する馬渕澄夫衆院議員と減税を目指す勉強会を立ち上げるなど、原発から経済へと軸足が移っているようにも見える。「山本太郎、そしてれいわ新選組は一体何がやりたいのか。20年以上続くデフレ、このデフレにより、日本経済は完全に衰退しています」と、選挙で熱心に訴えたのも経済政策だった。