戦型は角換わり腰掛け銀に藤井聡太七段、阿部隆八段と対局中／将棋・棋聖戦二次予選

　将棋の藤井聡太七段（17）が11月8日、ヒューリック杯棋聖戦の二次予選で阿部隆八段（52）と午前10時から対局中だ。過去、両者の対戦は1度あり、藤井七段が勝利している。戦型は角換わり腰掛け銀からの出だしで進行している。

　勝ち進むに連れて、強敵との対戦も増えている藤井七段だが、圧巻の高勝率は相変わらず。公表されている今年度の成績は、28勝9敗、勝率.757で、対局数2位、勝数1位、勝率5位にランクインしている。通算成績も173局で144勝29敗、勝率0.832で、2016年12月のプロ初対局以来、わずか3年ほどで通算150勝にも届きそうな勢いだ。

　現在、最も注目を集めているのが、王将戦の挑戦者決定リーグ戦。7人総当たりで、3勝1敗と好位置をキープ。4勝1敗で暫定首位の広瀬章人竜王（32）とは、お互いの最終戦でぶつかる見込みで、最年少タイトル挑戦への最重要ポイントだ。

　順位戦C級1組では、昨期9勝1敗の好成績ながら、惜しくもB級2組への昇級ならず。今期は開幕から6連勝と、10戦全勝での昇級に快走中だ。このほか王位戦ではあと2勝で挑戦者決定リーグ入りと、確実にステップアップしている。

　阿部八段とは過去に1度対戦があり、藤井七段が勝っている。棋聖戦は、屋敷伸之九段（47）が最年少でのタイトル挑戦、獲得を達成した棋戦でもあるが、3期目の挑戦でどこまで進めるか。

　持ち時間は各3時間で、先手は藤井七段。AbemaTVではこの対局を終了まで生放送する。

【昼食の注文】

阿部隆八段　注文なし　藤井聡太七段　バターライス

【昼食休憩時の残り持ち時間】

阿部隆八段　2時間4分（消費56分）　藤井聡太七段　2時間23分（消費37分）

（AbemaTV／将棋チャンネルより）