毎年恒例となっている、総理主催の「桜を見る会」。平成最後となった今年も各界の功労者などが招待され、新宿御苑で開催された。
 この桜を見る会について野党が問題視しているのが、年々増え続ける招待客と開催費用だ。共産党の田村智子参院議員は8日の国会審議で、「安倍総理のもとで参加者数・支出額が年々増えている。2014年を見ると参加者1万3700人、支出額3005万円で予算の1.7倍。ここから伸び続けて、今年は参加者1万8200人、支出額5520万円で予算の3倍を超えた」と徹底追及。さらに、その中身についても「安倍総理に近い議員の地元後援者が多すぎるのではないか」と畳み掛けた。