日本と韓国の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の失効が、23日0時に迫っている。アメリカが協定維持へ圧力を強める中、水面下でギリギリの調整が続いている。
 日韓の当局者の協議は、期限ギリギリまで続くとみられている。ただ、現状では妥協点を見出すのは難しい情勢だ。22日に発表された韓国の最新の世論調査では、国民の51%が「GSOMIAは終了すべきだ」と考えている結果が明らかに。これは文在寅大統領の判断にも影響を与えそうで、韓国側が譲歩する可能性はより低くなったと言える。