将棋の藤井聡太七段(17)が12月10日、棋聖戦二次予選で北浜健介八段(43)と対戦、130手で勝利した。これで藤井七段は二次予選の第6ブロックの決勝進出が決定。あと1勝で、史上最年少タイトル挑戦へと続く本戦出場が決まる。
 過去3戦3勝と対戦成績でも圧倒していた藤井七段は、過去3局同様に、北浜八段のゴキゲン中飛車に対して、居飛車で対応。じっくりとした序盤から、藤井七段は飛車の筋を細かく変えて状況を打開すると、じわじわと優勢に。北浜玉を端からも攻めることに成功し、快勝を収めた。