<大相撲初場所>◇三日目◇14日◇東京・両国国技館
関脇・朝乃山(高砂)が、前頭四枚目・隠岐の海(八角)を寄り切りで下し、三役以上では唯一の3連勝を飾った。
先々場所が10勝、先場所が11勝と、成績次第では大関取りに手が届く朝乃山は、確実に力をつけ、AbemaTVで解説を務めた元前頭・金開山の高崎親方からも「雰囲気がだいぶ備わってきた」と評価される充実ぶり。得意の四つ相撲については「自分の型があるのは強い」とも解説されていた。
立ち合いから激しくぶつかりあうと流れの中でがっちりと左上手を引きつけ、盤石の体勢に。相手の動きをしっかり封じる相撲ぶりに、高崎親方も改めて「今日は完璧。素晴らしい」と絶賛の声が出ていた。
大関昇進の目安は「三役で3場所合計33勝以上」。先々場所は平幕だったため、今場所での大関取りにはハイレベルな成績と、優勝争いが必要だと言われている。
(AbemaTV/大相撲チャンネルより)