東京オリンピック・パラリンピックが迫る中、「旭日旗」をめぐる議論が再燃している。
 旭日は大漁旗や錦絵にも描かれるなど、古くから生活にも根付いている意匠で、旭日旗も日本の国旗(日の丸=日章旗)ではないものの、陸上自衛隊の連隊旗や海上自衛隊の自衛艦旗として使用されている。
 しかし韓国では「軍国主義の象徴」「辛い記憶がよみがえる」といった意見が根強く、韓国政府は一昨年10月、海上自衛隊の護衛艦派遣に際し、自衛艦旗を掲げたままの入港を拒否した。