去る1月16日、和歌山競輪5Rの出走表を見て「おや?」と思った方もいたでしょう。男子は115期、女子は116期までしかいないはずなのに、なぜか117期がいる。
そう、史上初の早期卒業を叶えた寺崎浩平選手がデビューを果たしていたのです。
日本競輪選手養成所(JIK)は5月に入所して翌年3月に卒業し、7月にデビューするのが通常でした。しかし本年度(2019年)5月に改正された規則「本養成所は教育計画に定める記録会のうち、入所直後期または中間期に実施する記録会において、『ゴールデンキャップ』を獲得した者を早期卒業候補者に選定する」により、規定を満たした候補生は12月の早期卒業が可能となりました(デビューは翌年1月)。