1970年に開催された大阪万博の「三菱未来館」で配られたパンフレットでは、2020年の暮らしが予想されていた。そして今、人類はSF映画のような未来都市を世界中で構想している。
 Googleが今年、カナダのトロントに着工するスマートシティ「IDEA」は、AIの機械学習によって都市をデザイン、建設区画の情報を元に最適なデザインを作り選択する。例えばLEDで車道と歩道を区切り、朝は人の乗り降りや物資の搬入がしやすいよう車道部が、昼になると歩道部が拡大し、駐車スペースは時間帯によって出店スペースに変化する。