3月、新型コロナウイルスの感染拡大を「歴史的緊急事態」と位置付けた政府。これにより、後世に記録を残す意味からも記録管理が徹底されるはずだった。しかし、それから何度も行われた専門家会議に関して、政府は「議事概要」と資料は作成・公表しているものの、委員の発言すべてを記録する「議事録」の作成は行っていなかったことが明らかになった。