将棋の最年少棋士・藤井聡太七段（17）が6月20日、竜王戦3組ランキング戦決勝で、師匠である杉本昌隆八段（51）と対局中だ。対局は午後6時からの夕食休憩に入り、まもなく夜戦に突入。藤井七段は勝てば、史上初となるランキング戦4期連続優勝と、本戦出場が決まる。
藤井七段と杉本八段の師弟対決は、2018年3月（王将戦一次予選）以来、2度目。初対決は千日手の末、藤井七段が勝利した。それから2年が経ち、藤井七段はトップクラスの棋士との対局も増える中、勝率8割台をキープ。今月4日には、史上最年少でのタイトル挑戦記録も樹立した。タイトル挑戦が決まった際、杉本八段は藤井七段に、対局時に着る和服をプレゼントしている。
タイトル挑戦により、久々に「藤井フィーバー」を感じさせる盛り上がりが起きる中、今回の師弟対決は新たな記録がかかるもの。勝ち進めば竜王挑戦にもつながる大事な一局だけに、藤井七段はもちろん、杉本八段も弟子に先を越されたタイトル挑戦に一歩でも近づきたいところだ。
本局の持ち時間は各5時間で、先手は藤井七段。藤井七段の居飛車に対し、杉本八段の四間飛車で始まり、夕食休憩時点では藤井七段がやや優勢と見られている。終局は今夜遅くの見込み。ABEMAでは、この対局を終了まで生放送する。
【夕食の注文】
杉本昌隆八段 珍豚美人Aセット 藤井聡太七段 バターライス（マッシュルーム抜き）
【夕食休憩時の残り持ち時間】
杉本昌隆八段 1時間38分（3時間22分） 藤井聡太七段 1時間31分（3時間29分）
（ABEMA／将棋チャンネルより）
▶中継：藤井聡太七段、杉本昌隆八段との師弟対決
▶映像：藤井七段、大爆笑シーン
