ミネアポリスで銃撃戦 “つられた遺体”も新たに2件、黒人男性暴行死以降で4人
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 地元警察によると21日未明、アメリカ・ミネソタ州ミネアポリスのレストランなどが立ち並ぶエリアで12人が撃たれ、男性1人が死亡する銃撃事件が起きた。2つのグループが撃ち合いになったとみられている。

【映像】“つられた黒人男性の遺体”新たに2件

 地元メディアによると、前日夜から21日未明にかけ、市内の別の4カ所でも銃撃事件が相次ぎ5人がけがをした。いずれの銃撃事件も犯人は捕まっていない。ミネアポリスでは5月、黒人男性が白人の警察官に拘束され死亡した事件が起きたが、今回の銃撃事件との関連は分かっていない。

 争いや事件が起きれば、人種差別問題との関連が疑われる現状。木につるされた黒人の遺体が相次いで発見された件では、新たな2人の遺体についても報じられ、アメリカ国内ではその死因が注目されている。ロサンゼルス近郊ではロバート・フラーさんが木に吊り下げられた状態で死亡しているのが見つかり、フラーさんの遺体から約80km離れた場所ではマルコム・ハーシュさんが遺体で見つかっていた。

ミネアポリスで銃撃戦 “つられた遺体”も新たに2件、黒人男性暴行死以降で4人
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 さらに、ニューヨークでは6月上旬の朝、ドミニク・アレクサンダーさんが公園で死亡しているのが見つかり、テキサス州ヒューストンでは10代の男性が遺体で発見されるなど、黒人男性暴行事件以降、4人が同じような状態で亡くなっていることが地元メディアなどで報じられている。

 いずれも警察当局は自殺とみて捜査を進めていたが、人種差別への抗議デモに関連する事件とする見方も強く、徹底捜査を求める声が多く上がっていた。ロサンゼルス近郊で遺体で発見されたマルコム・ハーシュさんについては、「犯罪に巻き込まれた可能性が高い」と家族も主張していた。死因の徹底的な解明が求められる中、CNNによると警察は家族に自殺の証拠となるビデオを提示。ビデオを確認した家族は、ハーシュさんは自殺だったと語ったという。また、家族は「捜査をした警察や発見時にハーシュさんの命を救おうとした救急隊員などのサポートに心から感謝する」とコメントしている。

ABEMA/『ABEMAヒルズ』より)

映像:“木につるされた黒人男性の遺体”相次ぎ様々な憶測

“木につるされた黒人遺体”相次ぐ
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水原希子“日本人感”投稿めぐり論争
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