日本アドバタイザーズ協会は、「第61回JAA広告賞 消費者が選んだ広告コンクール」の入賞作品を発表した。最高賞であるJAA賞グランプリは全6部門から北海道新聞社、味の素、岡山トヨペット、ニッポン放送、相鉄ホールディングス、森永製菓の各社が、また経済産業大臣賞はニッポン放送が受賞した他、全61作品が入賞した。
JAA賞グランプリ・経済産業大臣賞 受賞作品
JAA賞グランプリ 新聞広告部門を受賞したのは、株式会社北海道新聞社 #北海道をコブしたいプロジェクト「昆布新聞」だ。審査員からは「北海道の昆布(本物)に言葉を印刷し、新聞を再現する印刷技術がスゴイ!」「奇抜でびっくり。次回に期待。ホタテかな?興味が尽きない」などのコメントがあがっている。
雑誌広告部門には、味の素株式会社 ハンパ野菜の叫びが選ばれた。審査員のコメントには、「半端野菜の活用法(フードロス)に共感!」「野菜の叫びが上手く伝わってきてつい見入ってしまう」などがあった。
テレビ広告部門は、岡山トヨペット株式会社 横断歩道の恋?が受賞。「『マナーじゃなくルールです』今回いちばん印象に残った」「ドライバーの意識向上に役立つ大切なCM」などの審査員コメントが寄せられている。
ラジオ広告部門、経済産業大臣賞に選ばれたのは、株式会社ニッポン放送 ラジオ・チャリティ・ミュージックソン 白杖体験篇だ。審査員からは、「音だけの特性が活かされているラジオだからこそ表現できる広告」「視聴覚障害者の目線を疑似体験できる」といったコメントが寄せられている。
デジタル広告部門は、相鉄ホールディングス株式会社 父と娘の風景 相鉄東急直通記念ムービーが選ばれた。「父と娘の関係が車両を使って絶妙に表現されているのがステキ」「時間の経過を上手く表現」といった審査員からのコメントがあった。
屋外・交通広告部門を受賞したのは、森永製菓株式会社 ひっそり合格祈願だった。審査員からは、「赤シートに着目がとってもユニーク」「企業の取組みがわかりやすく伝わった」といった声が上がった。