1回目ワクチン接種率は65%を超え、2回目接種率も53%に達する中、ピークを越えたようにも思える日本のコロナ第5波。20日の『ABEMA Prime』では、今後の戦略について、新型コロナワクチン公共情報タスクフォース副代表理事で COV-Navi副代表の木下喬弘医師に話を聞いた。
 直近の感染状況、そして医療提供体制について木下医師は「皆さんが頑張って感染対策をされてきたおかげだと思う。また、重症者数、死者数がある程度抑えられているのは、ワクチンの効果が出ているということだと思う。“第5波”と言われる、これだけの感染者数でも高齢者の感染者、重症患者が少なく、死者に関してもぐっと抑えられた。これまで亡くなる方の大半だった高齢者がかなり守られたと思う。その上で、ここから新規感染者数ゼロまで目指すのか、それとも、ある程度は許容するのか、そこは皆で議論していかないといけないところだ」と話す。