河野氏の“最低保障年金”構想には「詰めの甘い部分がある」 3候補から“集中砲火” 倍速ニュース 2021/09/27 21:12 拡大する 29日に投開票を控え、終盤に入ってきた自民党総裁選は、「年金」をめぐってバトルが展開されているという。 やり玉に挙がったのが、河野太郎行革担当大臣の持論「最低保障年金」構想だ。どういうことなのか、テレビ朝日経済部の梶川幸司記者が解説する。【映像】総裁選 「原発」と「年金」が争点にQ.河野氏の「最低保障年金」構想とは? そもそも、現在の年金制度は2階建ての構造になっていて、1階の部分は20歳以上の全ての国民が加入する「国民年金(=基礎年金)」、2階の部分はサラリーマンなどが加入する「厚生年金」という構造になっている。例えば、自営業者は1階部分の「国民年金」なので、毎月定額の保険料(=1万6610円)を負担すると、65歳から満額で月額6万5000円を受給することができる。基礎年金の半分は保険料、半分は国が税金で負担している。 続きを読む 関連記事