元AKBの店主が「評論家」を入店拒否…セクハラ、中傷訴え苦渋の判断「純粋にラーメンに向き合いたい」
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 「すごく悲しいですね。純粋にラーメンに向き合いたい中で、そういう所にも気を使わなければいけないというのはすごく疲れてしまう」

 苦しい胸の内を語るのは、「バイトAKB」として活動していた元アイドルで、現在3つのラーメン店を経営する梅澤愛優香さん。24日、梅澤さんは自身の店への「ラーメン評論家」の入店を拒否する意向を表明した。

【映像】「ラーメン評論家」入店拒否の発端となった出来事(1分25秒ごろ~)

元AKBの店主が「評論家」を入店拒否…セクハラ、中傷訴え苦渋の判断「純粋にラーメンに向き合いたい」
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 本来、評論家はさまざまな媒体でラーメン店の魅力をアピールしてくれる存在。しかし、その「ラーメン評論家」の入店を拒否するに至った経緯は何だったのか。

 梅澤さんを直撃取材。26日にラーメン店を訪ねると、その理由を詳しく語ってくれた。

「一部の評論家の方を除いて、『ラーメン評論家』の人たちが私に対してセクハラ…あとは中傷、嫌がらせがあって入店をお断りする形に至りました」(以下・梅澤さん)

 2年程前、梅澤さんとその評論家が共通の知人を交えて食事をしていた際に起きた“ある出来事”が入店拒否の発端となったという。当時を振り返り、梅澤さんはこう話す。

 「その方(「ラーメン評論家」)が結構、お酒を飲まれていて…『写真を撮らせてください』と言われまして、そこでお断りをしたんですけど、『顔は写らないから、首から下の体だけ写真を撮らせてくれ』という感じで。そこで私が許可も出していないのに、すごく撮られて。結果その写真がどうなったのか、どういう風に使われるかもわからないままですし、女性の私としてはすごく気分が悪くなって…怖いです」

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 梅澤さんはこの出来事をセクハラと感じ、以来その「ラーメン評論家」とは関りを断った。しかし、約1年後の去年4月、その評論家が突然ブログに悪質な書き込みをしたという。

「バイトAKB!!これはヤバい。ここヤバい会社だけど、地元の某業者にお金払わなくて。さすがに仕事では絡めないラーメン店」

 書き込みに対し、梅澤さんは「うちが(内装)業者の方へ支払いをしていないとか、あることないこと言われました。事実無根なので、間違っている情報を書かれました」と反論。去年4月の時点ではまだ店の内装工事の段階で、その後は問題なく料金を支払っていると説明していた。

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 また、梅澤さんがセクハラや中傷をされたと訴えるこの評論家を取材。食事をしていた際の出来事を振り返り、「写真は撮ったが、何のために撮ったかは忘れた。梅澤さんが抵抗感を持っているとは思わなかった。ただ、招待された会食の場なので、写真を撮ること自体は悪いことだとは思わない」と悪意がなかったことを主張。

 また「業者への支払いをしていない」とブログに書き込んだことについては「その時点で払っていなかったのは事実なのでそう書いただけ。『ヤバい会社』と書いたのは、お金を払わないという意味だ」と言い、自身の正当性を述べている。

 この件以外にも複数の「ラーメン評論家」からセクハラや中傷などを受けてきたと訴え、今回苦渋の判断で「評論家」の入店禁止を表明した梅澤さん。

「純粋にラーメンが好きで食べたいって方が多数ですし、そこに嫌味とか皮肉はいらないと思っているので、そういうのは無くなってほしいなと思います」

 あくまで禁止にしたのは自身や店舗に悪意を持つ人の来店で、取材目的の場合は事前に相談してほしいとしている。(『ABEMAヒルズ』より)

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