BACKSTAGE TALK #31 Tokyo Young Vision (Hideyoshi、Young Dalu、Osami、Big Mike、DJ NORIO)

ABEMAMIX出演の合間に、HIPHOPライター渡辺志保 氏がアーティストにインタビューを実施!
ココでしか聞けないBACKSTAGE TALKをお届けします!




Tokyo Young Vision「言いたいことは音楽の中でまとめて言っているので、曲を聴いて判断して欲しい」渾身の新作EPやクルーの現状について明かす。Weny Dacilloも飛び入り参加!
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ー今年に入ってから、Normcore Boyzの活動休止やメンバーとの別離があって、正直どんな感じなのかな?と思っていました。

Big Mike:はい。でも、結局みんなで同じことを悩んで共有して、距離が縮まったなって感じます。

ー逆に、勘繰っているリスナーも少なくないんじゃないか?と思って。

Osami:多いと思います。YouTubeのコメントとか見ると、そう感じますね。でも僕ら自身の問題でしかないですし、言いたいことは音楽の中でまとめて言っているので、曲を聴いて判断して欲しいです。
 
【映像】Tokyo Young Vision ABEMAMIXライブパフォーマンス

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ーEP『Chawalit』の一曲目になっている「EDO」も、Mikeくんのリリックがとても勢いあって。今、こういう感情なんだな、というのがありありと伝わってきました。

Big Mike:ちょっとハード目のリリックになってしまいましたね。ネガティブな感情ではなく、「俺らは俺らで最高だから」っていう意味で書いたものなんです。

Osami:僕らも離れていった彼らも、音楽に対する意気込みは同じように持っていると思うんです。だから、リリックの中にも多少勢いが強い言葉が出てくることもある。でもそれは、今だからこそ出てくる言葉なんじゃないかなと思っています。

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ーなるほど。

Young Dalu:俺も、色々反省することがありました。今回のEPを出すまでに色んなことがあって、音楽と同時にいろんな波を感じることもあって。そんな中で、「前向きにいくよ」っていうのを、MikeやHideyoshi、Osami達が行動で見せてくれた。それに、メリハリというか、制作と同時に変わってくるものもありましたし、ネガティブな気持ちよりも前向きな感覚を見つけることができたんです。今は、みんなでいい生活をするためにこのメンバー達とちゃんと頑張っていこう、という気持ちですね。

Osami:やっぱり、形に変えることが大事だなと思いました。私生活で人間関係のこととか色々あっても、こうして音楽にして発散できる。その良さは改めて感じましたね。僕らが自分たちの気持ちを発散する先は、SNSではなく曲なので。

DJ NORIO:EPが完成したときに、みんなの団結力が高まったなと思いました。例えば曲の内容も、クラブのこととか俺たちの生活のこととか、一緒にいないと書けないリリックがいっぱいあるんです。DJとして後ろで見てても、それはめっちゃ感じましたね。

Big Mike:うん。今回、EPで色々なことが結果として表れているんじゃないかと思います。

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ーいっきにいいヴァイブスを吸収した、みたいな。

DJ NORIO:滞在中は、毎日めっちゃ濃かったですね。一週間くらいいたたんですけど、記憶がないくらい濃厚で。

Young Dalu:とにかく、笑あり涙ありでした。沖縄に行って大正解でしたね。

Big Mike:俺は二十歳の誕生日を沖縄で迎えたんです。もう、沖縄の空気に飲まれまくったっすね。ずっとみんな一緒に過ごしていたから、沖縄で遊んだ感覚をみんな忘れられなくて。今回のEPで一曲目にできたのが「TOKIOKI」なんです。これを沖縄で作ってから全体の勢いが付きましたね。

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ーじゃあ、沖縄に行ってからは完全にモードが変わって一気に制作モードになった?

Young Dalu:はい。ここにいるもの、実際にそうやって動いた結果だと思います。こうして、みんなでまたライブできる環境があるっていうのが嬉しいですね。Wenyもいるし。

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ー『Chawalit』に収録されている「Sun goes down」には、しばらくラップから離れていたWeny Dacilloさんが参加していてびっくりしました。今日も、一緒にこの現場に来ているし、個人的にもとっても嬉しいです。

Big Mike:Wenyの参加に関して、とりあえず、僕がDMしてみたんですよ。「今、EP作ってるから曲作ろうよ」って言ったら「やるやる」って。それで日にちを決めて、お台場で集まったんです。そこで、Wenyがフックだけ録って。

Weny Dacillo:めっちゃ久々の制作でした。Mikeから「みんな、すごくやる気がある」って聞いてたので、俺も乗り遅れるとやばいなと思って頑張りました。

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Hideyoshi:レコーディングの途中、「Weny、録るよ」って言った時に、フックが三行しかなくて、「これでお願いします」って言ってきたんですよね。それをひとまずレコーディングしてみて、それがそのまま曲になったんです。

Weny Dacillo:今回はフックしか蹴っていないので、次のEPの時にはヴァースも参加したいですね。

Hideyoshi:うん。俺もこうして戻ってきたし、何の心配もないと思う。

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ーHideyoshiさんも、MVを出すたびに人気が高まっているように感じます。自分で変化を感じることはありますか?

Hideyoshi:昔よりは色んな人に見られるようになったなと思いますし、ライブをしていても、それは感じます。街を歩いている時も、話しかけられることが多くなりましたね。だから、電車よりもタクシーで移動することが増えました。

Young Dalu:うわー(笑)

Osami:一緒に歩いている「あ、Hideyoshiだ!」って言われまくってるもんね。

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Young Dalu:みんな、まずHideyoshiに気がついて、その後、俺たちに気がつくんだよね。とにかく、Hideyoshiは動きまくってる。

Osami:そんな感じもあって、今までよりも一層、個々の動きが目立ってくるんじゃないかなって思っています。

Hideyoshi:そうやって、みんなでコンスタントに集まって作品が出せればと思いますね。

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AbemaMix Video - 2021.4月-9月 - Tokyo Young Vision『ABEMAMIX』SP LIVE SET (HIPHOP) | 無料動画・見逃し配信を見るなら | ABEMA
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