27日、女性客に自分の体を触らせるなどのわいせつな行為をした疑いで古賀晋一郎容疑者が逮捕された。
【映像】「ドタキャン代は3万円」女性客のSNSに送られた実際のDM(2分30秒ごろ〜)
「困っちゃったなー 困っちゃったなー 何だったっけ」(※古賀晋一郎容疑者のInstagramより)
古賀容疑者が経営する美容室は原宿駅から歩いておよそ5分のところにある。およそ5年前にオープンし、女性客限定をうたって営業していた。
この女性限定サロンでは、古賀容疑者と2人きり。女性客が不審に思ったのは最初のカウンセリングシートだった。名前や住所以外に、大学名、学科名、バイト先を書く欄があったのだ。
「バイト先まで聞くのかと思って、それはさすがに怪しすぎると思ったので、私は全部うその情報を書きました」
さらに、カットやカラーリングなどが始まると、古賀容疑者の行動に異変が……。
「必要以上に髪の毛を触られたりとか、あとは卑猥な発言とか、頻度はどれくらいなのかと。『どういう感じでするの?』とか、こちらが嫌になるような質問をされました」
セクハラ発言に不快感を覚えた女性。別の女性客も「経験人数や『初めてのときは?』とか『僕もやりたいな』とか、『彼氏としてどう?』とか、本当気持ち悪いんですけど、そういうセクハラ発言をノリノリで言ってくる」と話す。
2人は古賀容疑者の店には2度と行かなかった。さらに、別の女性客に話を聞くと「最初9000円と言われたカラーが2万円だった」と、提示されていた金額よりも高額な料金を請求されたと明かす。その女性も「もう来ない」と思ったが、古賀容疑者に次回の予約を強要された。
「必ず予約制で、キャンセル不可でした。行きたくないので、ドタキャンしたんですね」
すると後日、SNSのダイレクトメッセージを通じて届いたのは、キャンセル代金の請求だった。
【女性客に届いた古賀晋一郎容疑者からのDM】
「ドタキャンのお客様には一律でハイスタンダードコース30000円+税3000円を現金書留でお店まで送っていただきます」
女性が連絡を無視しても、しつこく料金を請求してきたが、古賀容疑者のSNSをブロックしたところ、連絡が途絶えたという。
女性たちが古賀容疑者の美容室に行かなくなった理由は、セクハラ発言だけではない。
「今まで(仕上がりは)一番悪かったと思います。すぐにその後に、カラーとカットを(別の美容院に)しに行った。そのとき、美容師さんに『(髪は)自分で切ったの?』と言われてしまって……。『左右の長さも違うし、量も全然違うよ』と言われてしまいました」
美容室のホームページによると、古賀容疑者は日本の専門学校を卒業後、ロンドンの美容学校に通ったと記載されている。しかし、古賀容疑者のSNSには「僕は昔から興味がある事しかできません。だから美容師なのにパーマもストレートもできません」と書かれていて、女性客は古賀容疑者が本当に美容師免許を持っているのか、疑問に思ったという。
警視庁によると、去年10月にも「みだらな言動をされた」と被害の相談が寄せられていた。古賀容疑者は警視庁の調べに対し、容疑を否認している。(『ABEMAヒルズ』より)
■Pick Up
・「ABEMA NEWSチャンネル」がアジアで評価された理由
・ネットニュース界で話題「ABEMA NEWSチャンネル」番組制作の裏側