季節に関係なく、おしゃれなイメージのあるイタリア人。そんなイタリアと日本での文化の違いを描いた漫画がTwitterで反響を呼んでいる。
投稿主は、イタリア・ピエモンテ州出身のマッシ(@massi3112)さん。マッシさんの故郷では、幼少期から下着や靴下など“見えないもの”にもアイロンをかけていた。少年期になると「シワシワのTシャツ着るなら出かけないで」と、母に注意されるほど衣類にはアイロンをかけることが当たり前になっていた。
しかし、マッシさんが来日した25歳の頃、文化の違いを知ることに。ある時、知人に「日本人はパンツにアイロンをかけないのか?」と問いかけると、「かけない」と返された。マッシさんはその様子を漫画で紹介し、「こんなことで人生が変わったの巻」とコメントを添えて自身のTwitterに投稿した。
この投稿を見た人からは「文化の違いって面白い」「見えないところのおしゃれをするんだね」「パリッとしたパンツ履いてみたい」「わたしイタリアには行けないわ」など様々な反響が寄せられ、投稿は4万を超える“いいね”を記録している(※数字は9月30日15時データ)。
ニュース番組『ABEMAヒルズ』はマッシさんを取材。来日時に知った文化の違いについて「アイロンをかけずに生活できるなんて驚きましたが、慣れたら楽になりました。恰好の自由さを感じました。(イタリアでは)大体全ての洗濯物にアイロンをかけてます」と話していた。
マッシさんは現在、アイロンを持っていないそうで、必要なときだけクリーニングに出しているという。反響については「海外在住の日本人からもリプが多くてアイロンをかける文化で盛り上がりました。日本はかけない人もいれば、かける人もいて面白い話になりました」とコメントしている。(『ABEMAヒルズ』より)