将棋好きアイドル・SKE48鎌田菜月、ドラフト予想は“ほぼ的中”里見姉妹&清水女流七段に「バチバチのメンバーですね!」/将棋・女流ABEMAトーナメント
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 早くもその結果に、将棋ファン熱が急上昇だ。女流による早指し団体戦「第2回女流ABEMAトーナメント」のドラフト会議が10月2日に放送され6チームのリーダーが2人ずつ指名、出場する全18人の女流棋士が決まった。最注目だった里見香奈女流四冠は、1巡目で清水市代女流七段、2巡目に妹の里見咲紀女流初段を指名。ファンの思いをしっかりと受け止めての指名となった。これには将棋好きで知られるSKE48の鎌田菜月も「バチバチのメンバーですね!このチーム、強い!」。里見女流四冠に清水女流七段の2人だけで、合計タイトル87期という圧倒的な実績を持つチームの完成を喜んだ。

【動画】第2回女流ABEMAトーナメント ドラフト会議

 鎌田は、ドラフト放送前に予想を立てていた。里見女流四冠のチームについては、妹の咲紀初段の指名は堅いと見ていた。もう一人には室谷由紀女流三段と、清水女流七段で悩んでもいた。最終的には室谷女流三段を入れた予想としていたが“ほぼ的中”と言える内容だった。「里見女流四冠が対局に出られている時に、控室で清水先生と咲紀先生、お二人でどんなお話をされるんですかね。私だったら緊張しちゃいそう。でも、これがまたいい機会なんでしょうね。階段を上がるチャンスなのかもしれません」。ドラフト会議でも、姉の里見女流四冠が妹にとって成長の場となることを期待しているコメントを残しており、戦いだけでなく会話の場でも、レジェンド清水女流七段から何か感じ取ってほしいということだろう。

 そして、もう1チーム予想していたのが西山女流三冠。指名の理由が「自分が勝ったことがない人」と聞き、「エグいですね。かっこいい!」と、声が跳ね上がった。上田初美女流四段と山口恵梨子女流二段、あえて自分が勝てていない相手を仲間とすることに「お互いの手の内を晒しながら相談もするわけじゃないですか。西山先生が、ここも成長の糧にしちゃおう、みたいなところを感じますよね。かっこいいです」と、その貪欲さにも感心した。メンバー入りした山口女流二段は、YouTubeも活用している女流棋士の一人。「3人でYouTubeとかも出てほしいですよね。想像するだけで、雰囲気がおもしろい」。さらに男性の棋士による大会でも評判がよかった企画については「女性もうちわを作ったり、羽をつけたりするんですかね(笑)。男性陣より体を張らないとは思いますが」と、楽しみを膨らませていた。

 女性3人が集まる“女子会”といった雰囲気と、とした表情で盤に向かう対局姿。このギャップに鎌田も萌える注目の大会は、いよいよ10月9日から戦いの火蓋が切って落とされる。

【ドラフト結果】左からリーダー、1巡目、2巡目 ○は抽選当たり、×は外れ

里見香奈女流四冠 清水市代女流七段 里見咲紀女流初段

西山朋佳女流三冠 上田初美女流四段 山口恵梨子女流二段

渡部愛女流三段 中井広恵女流六段 ×和田あき女流初段 → 内山あや女流2級

加藤子女流三段 香川愛生女流四段 野原未蘭女流初段

伊藤沙恵女流三段 石本さくら女流二段 室谷由紀女流三段

山根ことみ女流二段 塚田恵梨花女流初段 ○和田あき女流初段

◆第2回女流ABEMAトーナメント 第1回は個人戦として開催され、第2回から団体戦に。ドラフト会議で6人のリーダー棋士が2人ずつ指名し、3人1組のチームを作る。各チームには監督棋士がつき、対局の合間にアドバイスをもらうことができる。3チームずつ2つのリーグに分かれ総当たり戦を行い、上位2チームが本戦トーナメントに進出する。対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールール。チームの対戦は予選、本戦通じて、5本先取の9本勝負で行われる。
ABEMA/将棋チャンネルより)
 

第2回女流ABEMAトーナメントドラフト会議
第2回女流ABEMAトーナメントドラフト会議
【動画】里見香奈・咲紀姉妹、清水女流七段に茶道を学ぶ
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