将棋親善大使・伊藤かりん、ドラフト結果に「チーム里見はお名前の圧がすごい。里見姉妹は予想通りでした」/将棋・女流ABEMAトーナメント
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 女流による早指し団体戦「第2回女流ABEMAトーナメント」のドラフト会議が10月2日に放送され全6チーム、合計18人の参加女流棋士が決定した。最も注目を集めた里見香奈女流四冠のチームは、1巡目に女流棋界のレジェンド清水市代女流七段を指名。2巡目に妹である里見咲紀女流初段の名を書いた。将棋親善大使で元乃木坂46伊藤かりんは、会議前に予想を立てていたが、里見姉妹のチーム結成に「予想通りでした」とにっこり。さらに清水女流七段が入ったことで「チーム里見の圧がすごいですね」と目を丸くした。

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 男性の棋士による「第4回ABEMAトーナメント」が大好評のうちに終わった直後、その勢いを引き継ぐように開催となるのが第2回女流ABEMAトーナメント。男性の棋士よりも対局の放送が少なく、また女流棋士ばかりが集まる映像も少ないことから盤上、盤外でどんな表情を見せるのかに、早くも将棋ファンから視線が注がれている。会議前に指名予想に挑戦した伊藤だったが、まずはチーム里見に着目した。「姉妹が同じチームなのは、予想通りでしたね。そこに清水さんが入られたので、お名前の圧がすごい(笑)。妹の咲紀さんが入られることで和む気がするので、作戦会議が見ものですね」と、早速女流棋士3人の会話に期待した。

 このチームの監督を務めることになったのが、伊藤がNHK Eテレ「将棋フォーカス」でも共演してきた中村太地七段。将棋の実力だけでなく、その人格から、将来の幹部候補とも言われる存在だ。「太地先生は、すごく的確にお話をしてくださいますし優しいので、監督棋士には向いていると思います」と、姉妹+レジェンドというボリューム感のあるチームにも対応できると語った。

 また目が行ったのは、山根ことみ女流二段のチーム。1巡目で塚田恵梨花女流初段、2巡目では重複、抽選の末に和田あき女流初段を仲間にした。「山根さんのチームは、最近よく聞き手で出ている若い3人というイメージ。よくテレビで見かけますけど、きっと話しが合うんでしょうね。塚田さんとはフットサルでご一緒したことがありますが、お話をされると普通の女の子。女子会モードになるんでしょうか」と想像した。

 大会については「女流棋士の先生は普段、横に解説で男性の棋士の先生がいらっしゃるので、すごくちゃんとしなきゃと意識されていると思うんですが、話すと普通の女の子ということも多いので、そういうところも見られるといいですね。ただみなさん、かわいいんですけど、将棋は怖いです(笑)」。伊藤が言うように、女性として見せる素の笑顔、対局時に見せる勝負師としての表情、そのギャップに萌えるファンが続出しそうだ。

【ドラフト結果】左からリーダー、1巡目、2巡目 ○は抽選当たり、×は外れ

里見香奈女流四冠 清水市代女流七段 里見咲紀女流初段

西山朋佳女流三冠 上田初美女流四段 山口恵梨子女流二段

渡部愛女流三段 中井広恵女流六段 ×和田あき女流初段 → 内山あや女流2級

加藤子女流三段 香川愛生女流四段 野原未蘭女流初段

伊藤沙恵女流三段 石本さくら女流二段 室谷由紀女流三段

山根ことみ女流二段 塚田恵梨花女流初段 ○和田あき女流初段

◆第2回女流ABEMAトーナメント 第1回は個人戦として開催され、第2回から団体戦に。ドラフト会議で6人のリーダー棋士が2人ずつ指名し、3人1組のチームを作る。各チームには監督棋士がつき、対局の合間にアドバイスをもらうことができる。3チームずつ2つのリーグに分かれ総当たり戦を行い、上位2チームが本戦トーナメントに進出する。対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールール。チームの対戦は予選、本戦通じて、5本先取の9本勝負で行われる。(ABEMA/将棋チャンネルより)

第2回女流ABEMAトーナメントドラフト会議
第2回女流ABEMAトーナメントドラフト会議
【動画】里見香奈・咲紀姉妹、清水女流七段に茶道を学ぶ
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