将棋の王座戦五番勝負の第4局が10月5日に行われ、永瀬拓矢王座（29）と木村一基九段（48）が午前9時から対局を開始した。シリーズ成績は永瀬王座が2勝1敗とリードし、タイトル防衛に王手。木村九段は持ち前の粘りで、2年ぶりのタイトルに向けて最終局まで持ち込めるか。
【中継】王座戦 五番勝負 第四局 永瀬拓矢王座 対 木村一基九段
永瀬王座は、2009年10月に四段昇段。竜王戦1組（1組：4期）、順位戦A級（A級：1期）。タイトルは叡王で1期、王座は2期の計3期。棋戦優勝は新人王戦、加古川青流戦でそれぞれ1回の計2回。各棋戦でタイトル、優勝を争う常連にまで成長し、豊富な研究量と徹底した負けない将棋で、相手を圧倒する。
木村九段は、1997年4月に四段昇段。竜王戦1組（1組：12期）、順位戦B級1組（A級：5期）。タイトルは王位で1期、棋戦優勝は朝日杯将棋オープン戦、新人王戦で各1回の計2回。相手の攻めを独特な指し回しで耐え、逆に攻め駒にプレッシャーを与える受け巧者で「千駄ヶ谷の受け師」という異名を持つ。
持ち時間は各5時間で、先手は木村九段。ABEMAでは、この対局を終了まで生放送する。また、カメラ視点を切り替えられるマルチアングル放送も実施している。
（ABEMA／将棋チャンネルより）
