岸田総理の“成長と分配の好循環”は「言葉遊びのようにしか思えない。日本は成長しなくてもいい国になっている」法政大・水野和夫教授 ABEMA Prime,衆院選2021 2021/10/06 12:19 拡大する 総裁選で「新自由主義からの転換」を唱えてきた岸田総理。就任後の会見でも「成長だけでその果実がしっかりと分配されなければ、消費や需要は盛り上がらず次の成長も望めない」と指摘、“新しい資本主義”を訴えた。【映像】新総理の"新しい資本主義"って何だ? これについて、法政大学の水野和夫教授は「アベノミクスがうまくいったとしても、せいぜい2%成長だ。それでは資本家はとても満足できない。政府も利潤率8%、願わくは欧米企業並みにしろと言っているが、なおかつ労働分配率も上げろというのは無理じゃないか。言葉遊びと言っては失礼だが、そういうふうにしか思えない」と断じる。 続きを読む 関連記事