10月10日より順次放送中のアニメ「キングダム」第25話では、飛信隊の隊長・信(CV:森田成一)が三千人将に昇格する姿が描かれた。
同アニメは、累計8000万部を突破した原泰久氏による大ヒット漫画「キングダム」を原作としたアニメシリーズの第3弾。春秋戦国時代の中国を舞台に、天下の大将軍を目指す青年・信と、後の始皇帝となる若き王・エイ政(CV:福山潤)の活躍が描かれる。
第24話では、楊端和(CV:園崎未恵)率いる山の民の救援によって形勢が逆転し、李牧軍はサイの陥落を諦めて退却した。これを受けて、函谷関を攻めていた合従軍も撤退。秦国の逆転勝利で合従軍との戦いは幕を閉じた。終戦後、サイの民をけしかけて多くの犠牲を出したと心を痛めるエイ政に対して、信が「民も乗せられていると気付きながら、最後まで戦ってくれていた」と慰める姿も描かれた。エイ政が民兵へ拱手をする場面もあり、視聴者からは「ほんと政の隣に信がいてよかった」「このシーンは胸が熱くなる!」などの反響が寄せられた。
最新話にあたる第25話「巫舞の違い」では、合従軍との戦いに貢献した者に褒美を与える“論功行賞”の式典が行なわれた。まずは、戦死したヒョウ公(CV:斎藤志郎)を含む7人の将軍に特別大功が与えられた。さらに、“函谷関の戦い”で趙将・万極(CV:武藤正史)を討ち取り、“サイ攻防戦”では、ホウ煖(CV:高塚正也)を撃退した信にも特別準功が贈られた。これにより、信は千人将から三千人将へ昇格。ヒョウ公の部下だった岳雷(CV:白熊寛嗣)も加わり、新生・飛信隊が誕生した。
天下の大将軍にまた一歩近づいた信に、Twitter上では「信が堂々としてて感動した…」「昇格おめでとう!」「こうして見ると信の功績やばすぎるな」「エモい………」「武功が認められて良かった…!」といった感動の声が相次いでいた。
第25話「巫舞の違い」
【あらすじ】
秦国が、国の命運を握る戦いに全軍を挙げて挑んでいた頃、飛信隊副長・羌カイは、“姉”と慕った羌象(きょうしょう)の仇討ちのため隊を離れ、趙国にいた。かつて伝説の暗殺集団“蚩尤”(しゆう)の里から逃げ出し、今は里の外で協力者として働く羌明から、羌象の仇・幽連の居所を聞く羌カイ。幽連(ゆうれん)が潜む“老山”(ろうざん)の山中へと足を踏み入れた羌カイだが、卑劣な手段を使うこともいとわない現・蚩尤の幽連に苦戦を強いられ……!?
※ヒョウ公のヒョウは鹿+れんが
※サイは草かんむり+最
※ホウ煖のホウは广+龍
※羌カイのカイはやまいだれ+鬼
(C)原泰久/集英社・キングダム製作委員会