大雅、梅野源治との異色対決へ「昔みたいな闘争心を」 11.14RISE大阪大会、新エース・原口健飛の試合はどうなる?

 立ち技格闘技イベント・RISEのビッグマッチ攻勢は止まらない。9月23日に那須川天心出場の横浜・ぴあアリーナMM大会を成功させたばかりだが、今度は大阪で大勝負に出る。11月14日の丸善インテックアリーナ大阪大会だ。その第一弾カードが、10月13日の会見で発表に。今回も注目カードが並んだ。実力者対決にして異色の顔合わせでもあるのが、梅野源治vs大雅だ。

 梅野はラジャダムナン・スタジアムのベルトを巻いたムエタイ戦士。このところRISEルールにも適応した試合を見せている。対する大雅は元K-1王者だ。RISEでなければ、この2人がリングで対峙することはなかっただろう。最近は結果が出せていない大雅だが、チームドラゴンに移籍して復活への手応えを感じているという。

「最近ぬるい試合をしてたので、今回はケンカのつもりでやろうと思います。復活を見せるにはいい相手。(チームドラゴンで)一番変わったのはメンタル。次は昔みたいな闘争心が見せられると思います」

 そんな大雅を「攻撃的で昔から好きな選手でした」と梅野。自分自身も攻撃的に闘いたいという。

「最近の僕はテクニシャン的に闘うことが増えていた。ガンガンくる大雅選手を相手に、昔の殺気立ったスタイルが見せられるんじゃないかと思います。見ている人が熱くなる試合がしたい。パンチでも蹴りでも打ち合って削り合って生き様を見せる試合を」

 ムエタイとK-1、ベースや経歴は違うものの、このRISEにおいて重視する部分は殺気、闘争心と共通するだけに楽しみな闘いだ。 

大雅、梅野源治との異色対決へ「昔みたいな闘争心を」 11.14RISE大阪大会、新エース・原口健飛の試合はどうなる?

 9月に悲願の那須川天心戦を実現させたものの、判定負けに終わった鈴木真彦は早くも再起戦。新日本キック協会のトップ選手、江幡塁とのリマッチだ。両者は昨年11月、那須川との対戦をかけたトーナメントの1回戦で闘い、鈴木が勝利。だがその後、江幡も時間をかけてヒジ打ち、首相撲のないRISEルールへの対応策を練ってきた。

「(前回の負けは)悔しい思いをするとともに成長する機会でした。2月28日に試合をして以降インプット、フィックスする時間がありました。新しい自分を感じることができました」

 いわば“新生”江幡塁。昨年以上にハイレベルな闘いになりそうだ。鈴木も人生最大の目標だった那須川戦を終えても「相手は国内トップ、でもRISEではRISEのチャンピオンが強くないといけない」と気合いを入れる。「目指していたものがなくなって(気持ちが)下がってたところもありますが、僕は僕なりの強さを見せたい。倒す試合がしたいです。これから全試合KOを目指します」。

 ライト級では中村寛vs YA-MANが決定。9月の横浜大会、同級王者である直樹の試合後のリングに乱入した中村。タイトル挑戦要求をしていたが、まずはランキング入りが必要とYA-MANとの試合が組まれた。強力なパンチを持つ中村に対し、YA-MANはオープンフィンガーグローブ戦で連勝、株を上げている。会見での両者は睨み合いから揉み合い、乱闘寸前に。試合でも喧嘩上等な殴り合いが展開されそうだ。

 興味深いカードが発表された11.14大阪大会だが、やはり気になるのはRISEの新エースとも言える原口健飛の試合。伊藤隆代表によると「最終調整中」で、原口本人はツイッターで出場を明言している。地元・関西ということもあり大会には欠かせない存在。気になるのはそのマッチメイクだ。

 ポイントになるのは、緊急事態宣言が明けた状況で強豪外国人選手を招聘することができるかどうか。原口がさらに大きなインパクトを残すためにも、マッチメイクは重要だ。社会情勢、関係者の手腕も含め、今後の発表に注目したい。