<世界体操>18日/女子予選・種目別跳馬/北九州市立総合体育館)
体操の世界選手権が18日に北九州市立総合体育館で開幕。予選1日目、第6班の跳馬の演技に登場したオーストリアのマリース・マエネースドルフェ(24)が演技直前に披露した珍しいルーティンに実況席が騒然となる場面があった。
床演技を得意とする同選手、所定の位置について両足を交互にパンパンと叩いて気持ちを入れた次の瞬間、右親指を立てて顔の前に持って行くと、今度は眉間にスーッと近づけ、ゆっくりと遠ざけるように腕を伸ばした。
その間、親指を見つめていたことでわずかな時間ながら“寄り目”状態になったことを受けて、試合を中継したABEMAの実況席からは「え、今、何か!?」「すごいルーティンだ」と驚きの声が上がった。
その後も「これは一体…初めて見ましたね」「どういうルーティンなんだろう」など、この話題はしばらく続いたが、演技で一時中断。マリース・マエネースドルフェが伸身の後方2回宙返りで12・466の得点を挙げると「捻って着地で手をつくよりは、伸身でまとめた方がいい」などと演技を振り返った。
得点を待つ間、カメラに向かってウインクをするなどファンサービスを行う余裕を見せたマリース・マエネースドルフェに対して、視聴者からは「キレイ」「美しい」といった声に加え「寄り目を見逃した」などの反応が寄せられていた。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)