タブーを避けてキャラを演じ、親友も持てない日本の若者…低投票率の背景を宮台真司氏に聞く #衆院選2021 ABEMA Prime,衆院選2021 2021/10/29 12:56 拡大する 週末に迫った衆議院選挙の投開票日。28日の『ABEMA Prime』では、選挙の度にメディアが指摘する若者の低投票率問題について、社会学者・東京都立大学の宮台真司教授に話を聞いた。【映像】宮台真司氏に聞く まず、“投票先がわからないから”といった意見について宮台氏は“政治に関する価値観がないからだ”と指摘する。 「日本の政党は所属議員に対する党議拘束がキツいので、個人の公約や魅力には意味がない。つまり政党で選ぶしかないが、選ぶためには政治に関する価値観が必要だ。これは若い頃から政治についての議論をすることで醸成、ビルディングされるものだが、例えば日本の大学生の間では、15年くらい前から性愛の話題と政治の話題と、本当に好きなもの、つまり趣味の話題はタブー視され、SNSで語る場合も“裏アカ”が使われている。 続きを読む 関連記事