10月24日に放送が終了したABEMAの恋愛番組『虹とオオカミには騙されない』(以下『虹オオカミ』)で見事成立となったFAKYのTaki(21歳)と俳優の西岡星汰(しょうた/17歳)。今回の『オオカミ』シリーズ男性メンバーの最年少であるしょうたは、大逆転の末にTakiのハートを射止めた。
序盤からしょうたはTakiに想いを寄せるもTakiは、大平修蔵(しゅうぞう/20歳)への気持ちがあったため、なかなか心の距離は近づかないままでいた。しかし、熱心なアプローチが実を結び、最後は見事Takiと両想いになった。海辺での告白シーン後のTakiからしょうたへの頬のキスは大きな反響を呼んだ。今シーズンで最もドラマティックな展開で、カップルになったTakiとしょうたに、『虹オオカミ』のおよそ3か月間を振り返ってもらった。
しょうた「Takiちゃんは憧れの存在」Taki「今となっては違う人は考えられない」
▲最後はTakiからしょうたにキスのプレゼントも!(『虹オオカミ』第13話より)
――Takiさんは前シーズンに続いての出演でしたが、しょうたさんはTakiさんが出演した『恋とオオカミには騙されない』(以下『恋オオカミ』)は見ていたのでしょうか?
しょうた: はい、見ていました。
――その時、どんな印象を持っていましたか?
しょうた: 画面の向こう側の存在だと思っていましたね。でも「もし自分が『恋オオカミ』に出ていたら誰にアタックするだろうな」と考えたら、Takiちゃんにアタックしていたと思います。
――では、その時からの想いなんですね。
しょうた: Takiちゃんは『恋オオカミ』でそら君(井上想良/22歳)に積極的にアピールしていて、中間告白の時にそら君に抱きついてたりしたんですけど、素直にキュンとしたし、その姿が「可愛い」と思いました。憧れの存在だったし、まさかこうして実際に会えると思っていませんでしたね。
――え、待ってください。そんなに憧れていたTakiさんと今回成立って本当に夢のような話ですね。
しょうた: そうですね(笑)。Takiちゃんはサプライズ出演でしたし、まさかこんな結末を迎えることになるとは思っていなかったです。
――しょうたさんが序盤から一途に想いを伝え続けて、最後見事に告白が成立したわけですが、Takiさんはあの時はどんな気持ちでしたか?
Taki: しょうたがオオカミなのか、ずっと不安だったけれど、オオカミじゃなくて安心しました。うれしかったし、しょうたと成立できて良かったです。オオカミメンバーのなかで、今となっては違う人は考えられないです。
しょうた: おお〜(笑)。
――しょうたさんはまさに大逆転で掴んだ恋ですね。
しょうた: 正直、男子メンバーの中で最年少で、周りは魅力的で憧れる人ばかりでした。しゅうぞう君は元々知っていたし、ライバルというか、Takiちゃんと先に進んでいる状態なのを見ていた……そこはもう割り切って、自分がやれることをやって、結果がダメだったら仕方ないと途中から考えるようになりました。“自分だからこそTakiちゃんに出来ることはなんだろう”と思いながら頑張ったので、最後はうれしかったですね。
▲しょうたの一途なアプローチがTakiの心を動かした…(『虹オオカミ』第5話より)
――そんなしょうたさんの想いにTakiさんも心が動かされた?
Taki: そうですね。Takiも色々あった中で自分の気持ちを整理するのに、時間がかかったし、しょうたが気持ちを真っ直ぐ伝えてくれていたので、悩みました。その部分はずっと引っかかっていました。でも本当に、しょうたは17歳とは思えないくらい大人なんです。しゅうぞうや、こうへい(山下航平/22歳)よりも、もしかしたら大人かも知れない。
――実際にこうして話をしていても、しょうたさん落ち着いてますね。
Taki: 日によりますけど(笑)
しょうた: (笑)
――言うなれば大恋愛だったと思います。17歳でものすごい経験をしたと思いますが、しょうたさんは自身の成長を感じることは出来ましたか?
しょうた: 自分は高校に進学してから、すぐ芸能活動を始めたので、これまで恋愛をしてきませんでした。『虹オオカミ』に参加する前はすごく不安で、“人を好きになれるかな”なんて思っていたんですけど、3か月間を通して、女性と話すのにも慣れたと思います。
Taki: 出会った時より、喋れる雰囲気になったよね。今の方がすごく喋りやすい。
しょうた: そうだね。だいぶ成長出来たなと自分でもびっくりしています。
――正直に言うと“そんなに緊張していたんだ”というのも正直なところです。女性と話す姿も慣れてないなんて思いませんでしたし。
しょうた: 自分はあまり感情を表に出すタイプではないので、最初の頃は「オオカミじゃないか」と疑われていたみたいです。けれど、初期の頃はずっとテンパっていて、そんな自分を隠すのに必死でした。Takiちゃんとも最初は話すだけで、すごく緊張してましたね。
Taki: 「緊張していた」と後で聞いたんですけど、その時、まったく緊張は伝わってこなかったので、しょうたには「すごい!」って伝えました。
FAKY、にしょうたを紹介?
――先日、Takiさんが所属するFAKYに取材させてもらった際、『オオカミ』シリーズの先輩であるHinaさんが「私はしょうたさんをTakiに勧めてます」と仰ってたんですよ。
しょうた: 読みました(笑)。記事の中にそのコメントを見つけて、「まじ!?」って声を出して驚きました。Hinaさんが出演していた『月とオオカミちゃんには騙されない』(2020年配信)は僕も見ていたので、そんな方に僕の名前を出してもらえて、うれしかったですね。あのコメントもすぐスクショして、保存しています(笑)。
Taki: あははは(笑)。Hinaお姉ちゃんにはまだ報告できてないんですけど(※取材が行われたのは最終回放送前)、この間、会った時に「なんか雰囲気変わったね」と言われました。
――さすがHinaさんですね。すべてを見透かしてるかのような(笑)。
Taki: もちろん結果は言ってないですよ。メンバーにも放送で楽しんで欲しいと思うから。放送後にLINEを送ろうかと思います。
――Takiさんは『恋オオカミ』だと、ちょこ(りゅうと)&みちゅ(長谷川美月)コンビとも仲良しですけど、良い報告が出来そうですね。
Taki: そうですね。ちょこみちゅには会ってから報告しようと思っているし、2人がどんな風に仲良くなっていくかを見ていたので、私もしょうたとお互いのことを知っていけたらいいなと思います。
――FAKYのメンバーにも紹介しますか?
Taki: 絶対無理だと思う(笑)。お姉ちゃんたちがすごく興味津々になっちゃうから(笑)。でも、タイミングが合えば、いつでも会わせます。
しょうた: FAKYさんの曲はよく聴いているんですよ。
Taki: 「Sayonara My Ex」(8月30日にリリースされた配信シングル)もすごく聴いてくれてるもんね。
――「Sayonara My Ex」はTakiさんの失恋エピソードが赤裸々に綴られていますが、しょうたさんは複雑な気持ちは抱かなかったですか?
しょうた: そうなんですよ…! あの記事を読んで「そんな事が過去にあったんだ〜」と思いました(笑)。初めて知ることばっかりだった。
Taki: あははは(笑)。でも『恋オオカミ』も見てくれてて、そんないろいろある中で、Takiを選んでくれて、うれしい。大変そうに見える女の子なのに、ずっと待っていてくれて、ありがとうございます。
――あはは(笑)。最後に『虹オオカミ』という番組は自分の人生、そしてこれからの芸能生活において、どんな位置づけになると思いますか?
しょうた: 自分は今、高校3年生なんですけど、高校最後の夏をあの11人で過ごせて本当に良かったと思います。悲しい経験もしましたけど、それも含めて、この先忘れられないような3か月間になったと思います。振られて泣くような経験も初めてで、まるでジェットコースターのような期間でした。『虹オオカミ』や、Takiちゃんから頂いたたくさんの感情を今後の俳優人生に活かしていきたいです。
Taki: 私は2回連続の出演でしたけど、見てくれる人たちが、どう思うかは考えたりしていました。けれど、『恋オオカミ』と『虹オオカミ』のメンバーは本当に雰囲気が違うし、今回のシーズンは本当に個性が強くて、年齢差もあまり関係なかったと思います。みんな一緒に楽しんでいたし、今回のメンバーとも出会えて良かったです。自分の中で『オオカミ』はすごく大きくて、1つ1つの思い出が忘れられないことばっかりです。
――『虹オオカミ』出演後、TakiさんはHinaさんに冗談で「もう一回出るか?」と仰ってましたけど、今回は幸せな結末を迎えましたね。
Taki: はい。今回は言わないです。やっと卒業できそうです(笑)。
『虹とオオカミには騙されない』はABEMAにて全話配信中。またTaki&しょうたのデートはABEMAプレミアムにて配信中。
取材・テキスト:中山洋平
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