Appleの新サービス「デジタル遺産プログラム」が11月9日にリリースされた。
 今年6月に行われた世界開発者会議で「普段はあまり考えないが、自分が亡くなった後、家族や友人に簡単に情報を引き継げることは重要だ」と発言していた同社のマイク・アボット氏。新サービスでは、ユーザーが亡くなった場合に、「iCloud」に保存した写真や書類などのデータを家族や友人に簡単に引き継げるようになるという。ユーザーの死後、登録者の要請に応じてAppleが故人のデータへのアクセスを認める仕組みで、デジタル遺産の継承を手助けする試みとして注目されている。