元プロ野球選手で野球解説者の古田敦也氏が、ニュース番組『ABEMAヒルズ』に出演。野球を始めたきっかけについて語った。
同番組のネットで話題のニュースを紹介するコーナー「ピックポップ」では、岩手日報の公式Twitter(@xiwatenippo)に投稿された動画を紹介。動画では、新聞広告から、バッド、ユニフォーム、野球ボールを作る様子が映し出されていた。
野球道具を作りやすいように設計されていたこの新聞広告。投稿を見た人からは「素敵な企画」「こりゃ楽しいね」「新聞紙で遊んだ記憶がよみがえる」「雄星、翔平、朗希Jrがいっぱい出て欲しいなぁ」など、称賛の声を中心に様々な反響が寄せられ、動画は3万を超える再生数を記録した(※数字は11月18日16時のデータ)。
この「野球道具になる新聞広告」に、古田氏は「なんでもきっかけ。打ってみれば面白いので、頑張って野球やってほしい」と子供が野球を始めるきっかけとして期待。
話の流れで、同番組でキャスターとして出演していた徳永有美アナが、古田氏に野球を始めたきっかけについて質問。古田氏は「親父が格闘や相撲をやっていて『俺は辛い練習をいっぱいやってきたけど、金にならないから、お前は野球をやれ。野球はもしかしたら金になる』と言われたのがきっかけ」と明かし、「こんなに金になると思わなかった」と笑いを交えて話した。
同番組のスタッフが岩手日報の担当者を取材したところ、「野球道具になる新聞広告」が作られた背景には「野球の競技人口の減少」があったという。
野球をやる人が減っている現実に、古田氏は「子どもの人口が減ってきて、スポーツ以外の娯楽が増えた。勉強しなくてはいけないことも増えて、昔とは環境が違う。指導者も減っているので、我々は子どもたちに、野球を伝えると同時に指導者へ向けてYouTubeなどで情報を伝えてたりしたい」とコメント。野球を始めるきっかけ作りに貢献した岩手日報に向けて「本当にありがとうございます」と感謝の言葉を述べた。(『ABEMAヒルズ』より)
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