仲田加南が卓内トップトータル1位で決定戦に進出／麻雀・女流桜花Aリーグ

　日本プロ麻雀連盟の女流プロ最高峰タイトル「女流桜花」への挑戦権を争う女流桜花AリーグのプレーオフB卓が11月22日に行われ、仲田加南が卓内トップを獲得、トータル1位で決定戦進出を決めた。なお、A卓からは魚谷侑未、内田美乃里が食い込み、この3人が現女流桜花の川原舞子と決定戦を戦う。

【動画】Mリーグには日本プロ麻雀連盟所属のプロも多数参加

　暫定首位でプレーオフを迎えた仲田だったが、今期の強さを象徴するように、最終日も圧巻の強さ。トータルで300ポイントを超えるプラスを築き、堂々たるトップで決定戦に進んだ。「今日は（トータル）300ポイントを目標に戦いました。決定戦は誰が勝つかわからないですが、精一杯戦いますので応援よろしくお願いします」と、歴代最多を更新する5度目の女流桜花に向けて、気合を入れていた。

【試合結果】

1位　仲田加南　＋69.3
2位　山脇千文美　＋28.0
3位　二階堂瑠美　▲40.6
4位　和久津晶　▲56.7

　◆女流桜花　2006年度に設立された、日本プロ麻雀連盟所属の女流プロによる1年のリーグ戦。上位20人がAリーグで、年間成績上位3人が前年度の女流桜花と3日間、半荘12回に女流桜花決定戦を行う。

　◆日本プロ麻雀連盟　1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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