“オリックスのために、生きていく” 大手ゼネコン退社→YouTube一本に B-モレルさんの情熱
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 「バファローズ!! バファローズ!!」

 大音量でオリックス・バファローズの応援歌を熱唱するこの男性。彼は“オリックス応援YouTuber”として活動する、「B-モレル」さん。チャンネル登録者数は7万人を超え、試合中の生配信動画や応援歌の熱唱動画など、その強すぎるオリックス愛が注目され、プロ野球選手からも知られている存在だ。

【映像】“オリックスYouTuber”B-モレルさんの動画(一部)

 そんなモレルさんは今年、あることを発表し話題になった。

 「担当直入に言うと、会社を辞めました」

“オリックスのために、生きていく” 大手ゼネコン退社→YouTube一本に B-モレルさんの情熱

 なんとオリックスを応援するために会社を辞め、YouTube一本で生きていく決意をしたのだ。なぜ、オリックスに人生を捧げることになったのか。そして現在、日本シリーズを戦うオリックスへの思いについて、『ABEMAヒルズ』は迫った。

 「会社とYouTube、B-モレルという存在を天秤にかけた時に、B-モレルが勝ってしまったというのが第一ですね」

 会社を辞めた理由についてこう説明するB-モレルさん。「選手とファンの近さだったり、応援歌のカッコよさだったり。球場に行って楽しめるのはオリックスかなというところで、徐々にオリックスに心が惹かれていきました」と、小学生のころから大のオリックスファンだという。

“オリックスのために、生きていく” 大手ゼネコン退社→YouTube一本に B-モレルさんの情熱

 転機となったのは大学生のころ。YouTubeに投稿した応援歌の熱唱動画が話題を集め、YouTuberとしての活動を本格的に始めるようになる。

 そして今年4月、大学院を修了し、大手ゼネコンへ入社したB-モレルさんは、社会人とYouTuberという二刀流の毎日を過ごすように。しかし、ある壁が立ちはだかった。

 「会社もけっこう忙しい中で、毎試合オリックスの試合があるわけじゃないですか。毎試合試合の感想動画をあげてたんですけど、野球の試合を見られていない中で、深夜にクオリティの低い動画あげるというのが自分的には辛くて」

 そんな中で今シーズン、オリックスは快進撃を続ける。セ・パ交流戦を制し、前半戦終了時点でパ・リーグの首位に立ち、25年ぶりのリーグ制覇が現実味を帯びてきたのだ。「会社か、オリックスか」。活動開始以来、初めての優勝の可能性を前に、B-モレルさんは会社を辞めるという大きな決断をした。

 大企業のサラリーマンの地位を捨て、YouTuberとしての活動に専念することに。文字通り、オリックスに人生を捧げる決意をしたのだ。 

“オリックスのために、生きていく” 大手ゼネコン退社→YouTube一本に B-モレルさんの情熱

 「将来大丈夫なのかとか、オリックスが強いのは今だけだとか、来年オリックス最下位になったらどうするのかとか、そういう声はありましたし。でもやっぱり、自分のオリックスに対する思いとか価値観、そういうところでYouTubeかなと。こうなってしまった以上は、こういうメディアを通じてもっと融通の効いた柔軟な生き方をしてもいいのかなというところで」

 その日からオリックスの試合中の生配信と、YouTubeへの動画投稿を続けたB-モレルさん。そして先月27日、その日は訪れる。オリックスは熾烈な首位争いを制し、25年ぶりのリーグ制覇を成し遂げたのだ。試合後には選手たちと喜びを分かち合うかのように“ビールかけ”も。

 そして現在、日本シリーズを戦うオリックスナインに対し、B-モレルさんはこうエールを送る。

 「ここまで来たらもう、負けても拍手を送りたいとか、選手たちに求めることっていうのは何もなくて。ただ今までどおりのプレーをしてほしい、本当“全員で勝つ”ですよね。それを見せてくれればなんでもいいです」

“オリックスのために、生きていく” 大手ゼネコン退社→YouTube一本に B-モレルさんの情熱

 会社を辞めてYouTube一本に絞ったB-モレルさんの決断について、ニュース解説YouTuberで「The HEADLINE」編集長の石田健氏は「野球は尺、試合時間が長いので、それをみんなで見るとか。YouTubeって長い動画に広告を入れたりするので、勝ち筋が見えている。また、野球を見る方とYouTubeの広告はかなり相性がいいと思う。球場に行くと思わずビール飲んでしまったり食べてしまったりするが、そういった日常で買うものとの相性がいい。オリックスの順位が下がったらどうするのかという声もあったが、1試合1試合お祝いみたいなかたちで、最近の投げ銭・スーパーチャットというものも集まるのではないか。なんとなく勢いだけでいってしまったように見えるが、実は考え抜かれているのかもしれない」と分析した。
(『ABEMAヒルズ』より)

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