将棋の朝日杯将棋オープン戦二次予選が11月29日に行われ、佐藤康光九段(52)と梶浦宏孝七段(26)が午前10時から対局を開始した。勝者は本戦出場が決まる。
佐藤九段は、1987年3月に四段昇段。竜王戦2組(1組以上:28期)、順位戦A級(A級以上:25期)。タイトルは通算で13期獲得し、永世棋聖の有資格者でもある。棋戦優勝は12回。日本将棋連盟の会長として多忙な日々を送る中、今年度は公表されている数字で17勝7敗、勝率.7083と絶好調。棋王戦では、挑戦権獲得まであと2勝と迫っている。
梶浦七段は、2015年4月に四段昇段。竜王戦3組、順位戦C級2組。竜王戦での活躍が目覚ましく、昨期も4組優勝から本戦に出場すると、挑戦者決定三番勝負まであと一歩というところまで勝ち上がった。なお、11月17日の将棋の日に結婚したことが発表された新婚棋士だ。
持ち時間は各40分で、振り駒の結果、先手は梶浦七段。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。藤井聡太竜王が3回優勝したことでも知られている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)






