日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」へとつながる鳳凰戦A2リーグの第9節B卓が11月30日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、藤島健二郎が卓内トップを取った。
上位2人までの激しい昇級争いの真っ只中にいる藤島は1回戦からラス、3着、3着と大苦戦ながら、最終4回戦で特大のトップ。一気にこの日のマイナス分を全て取り返し、半荘1回で卓内トップにまで駆け上がった。「最終節で最後の戦いがありますので、やれることをやっていきます」と、残りの戦いでA1昇級への強い思いを示していた。
【試合結果】
1位 藤島健二郎 +20.7
2位 白鳥翔 +8.4
3位 客野直 ▲7.6
4位 魚谷侑未 ▲21.5
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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