女優の松井玲奈(30)が4日、自身初の映画単独主演作となる『幕が下りたら会いましょう』の公開記念舞台あいさつに出席した。
同映画は、松井演じる売れない劇作家・斎藤麻奈美が筧演じる妹・尚の死をきっかけに、天真爛漫に見える妹が抱えていた孤独や家族の秘密を知るなど、さまざまな出会いと再会を経て自分自身と向き合い成長していく物語。
松井は、思いを伝えることの大切さを描いている今作に携わった事で、ある事に気付かされたという。
「すごく心配性な性質(たち)で、大切な人たちに対して『大丈夫かな』と手厚く何かをしようとしてしまうことがあったですが、一歩そっと身を引いて見守る、言葉をかけずに抱きしめるだけでも、すごく思いが伝わる時があるんだな。そういう時は何も言わずに抱きしめてあげるだけでも思いが伝わったりするんじゃないかなという考えになりました」
また、撮影での思い出を問われると、印象に残っている裏話を明かした。
「本当にちょっとした話なんですけれど、小道具さんがブラックコーヒーの缶を渡してくれるんですね。劇中でブラックコーヒーをよく飲んでいたんですけど、あれ実は“微糖”なんです(笑)最初にブラックコーヒーだと思って飲んだら微糖で『うわっ!』となった思い出とか、そういうちょっとした食べ物の思い出が他にもあって、なぜかそれをいつも思い出していますね」
(『ABEMA NEWS』より)
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