将棋の叡王戦段位別予選(七段戦)が12月15日に行われ、澤田真吾七段(30)と近藤誠也七段(25)が午後2時から対局を開始した。勝者は午後7時からブロック決勝で高見泰地七段(28)と、本戦出場をかけて対戦する。
澤田七段は、2009年4月に四段昇段。竜王戦2組(1組:1期)、順位戦B級2組。通算成績は500局を超え勝率6割台を維持。今年度も前日までに16勝9敗、勝率.6400と活躍を続けている。
近藤七段は、2015年10月に四段昇段。竜王戦3組、順位戦B級1組。まもなく通算300局の節目を迎えるが、前日までの通算勝率は.6894と高く、各棋戦でも上位で活躍する期待の若手だ。
叡王戦は四段から九段までに分かれた段位別予選を行い、12人が通過。シード棋士4人を加えた16人で本戦を戦う。49人が参加する七段戦はA、Bの2ブロックに分かれて行われ、それぞれ優勝者が本戦に出場する。前期から不二家が主催となり、対局時には栄養補給のためのお菓子ボックスが設置されている。現在のタイトル保持者は藤井聡太叡王(竜王、王位、棋聖、19)。
持ち時間は各1時間で、振り駒の結果、先手は澤田七段。ABEMAではこの対局を終了まで、生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)






