ゲームや釣り、漫画など何にハマるかは人それぞれ。中にはそれが「何に役立つのか」と疑問に抱く人もいるかもしれない。そんな問いへの返答が素晴らしいとTwitterで話題となっている。
投稿主は、四国でゲームイベントを開催した経験があるぷらいむ(@SF4prime)さん。年配の方から「ゲームなんてやって何になるの?将来何の役に立つの?」と問われ、ぷらいむさんは「おいしいもの食べるときにこれ将来何になるんだろうって食べます?」と聞き返した。すると、年配の方は「いや、それは楽しい体験して元気になって明日も頑張ろうって気になるからでしょ」と言うので、ぷらいむさんは「それです」と返したという。
この返答の仕方に、Twitterでは「機転の利いたお手本のような返し方素敵です」「どんな趣味もこれと同じだよなぁ」「無駄になる経験や趣味はない」「昨今のeスポーツ文化は素晴らしいと思う」などの絶賛の声が寄せられ、投稿は7万“を超えるいいね”を記録している(※数字は12月16日15時データ)。
ニュース番組『ABEMAヒルズ』はぷらいむさんを取材。このやりとりをしたのは2014〜19年ごろのようで、返し方については「その頃はまだeスポーツも黎明期ゲーム開催団体側として周りの理解を得るのに苦労しました。短く分かりやすく伝えられる方法を考えたとき、この表現がしっくりきて使っていました」と教えてくれた。
続けて、「何か取って付けたように将来の役に立つことを探すよりは『人生を豊かにするための、心を元気にするためにゲームをやっていますよ』と伝えた方が話しやすく、何より嘘がなかったので堂々と言えましたね」と話している。(『ABEMAヒルズ』より)
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