中田功八段、強敵・広瀬章人八段を撃破 中盤の逆転から快勝で初の本戦出場決定/将棋・叡王戦 将棋広瀬章人 2021/12/22 12:41 拡大する 将棋の叡王戦段位別予選(八段戦)が12月22日に行われ、中田功八段(54)が広瀬章人八段(34)に107手で勝利した。この勝利で中田八段はBブロックを勝ち抜き、初の本戦出場を決めた。【中継】叡王戦 段位別予選 中田功八段 対 広瀬章人八段 振り飛車党の中田八段は、先手番からゴキゲン中飛車を採用。広瀬八段は居飛車で、対抗形の出だしになった。序盤から積極的に攻めに出た中田八段だったが、広瀬八段の冷静な対応の前に、中盤まではやや不利といった形勢だったが、もう一度攻めの手番が回ってきたところで、さらに踏み込む覚悟の手順が功を奏し有利、さらには優勢とリードを広げた。早指しで最終盤でも1分将棋にならなかったことも成功してか、必勝になったところでも危なげのない指し回しで完勝。早指し戦でも活躍が多い強敵を撃破した。 続きを読む 関連記事