生きていく上で欠かせない「愛」と「お金」。もし、選ぶとしたらどちらを選ぶだろうか。
【映像】成田悠輔氏「どうやったら人生で愛を得られるのか」eggギャルの回答
「コロナになって、人とのつながりがないと、ずっと生活が苦しかったので。お金よりは心身の安定がほしい」(愛派/20代・女性)
「愛があればモチベーションが湧くので、お金を稼ごうという気にもなる。逆に愛がないとお金稼ごうというモチベーションにならない」(愛派/20代・男性)
一方では、こんな意見も…
「時間も買えますし、時間効率もいい。人生便利だなと思います」(お金派/20代・男性)
「愛だけではやってらんないなって。結局はお金が無かったら生活できなかったりする。金の切れ目は縁の切れ目。結局はやっぱり(お金が)愛を上回ることはないのかなって思ってます」(お金派/20代・女性)
街中で寄せられた「愛」と「お金」に対する、さまざまな意見。ニュース番組『ABEMAヒルズ』の新企画「徳永有美のちょっと一言よろしいでSHOWか」では、米・イェール大学助教授で経済学者の成田悠輔氏、『egg』編集長の赤荻瞳さん、同誌モデルのみりちゃむさん・えりぴさんらと共にこの問題を考えた。
「人生で必要なのは愛orお金?」の質問に、成田氏は「愛も金も要らない」と回答。「愛も金もないまま死んでいくのが人間の基本だ」と断言した。
成田氏の趣味は、カフェで難しい本や論文を読んでいるふりをしながら、近くの席の会話に耳を傾けることだそう。
「隣の人の会話に聞き耳を立てて聞くと、場所によって話している内容がぜんぜん違う。六本木は金持ちのマウントみたいなトークであまりおもしろくない。台東区・足立区で150円くらいのコーヒーを飲みながら聞く会話は本当にひどい。職場の同僚に醤油かけられた話や、150万円くらいの親の遺産を兄弟や姉妹で取り合って血みどろの戦いを繰り広げてたり、そういう話ばっかり。それを聞いて『人間はお金も愛も手に入らないまま死ぬんだな』と思った」
一方で、『egg』の赤荻さん、みりちゃむさん、えりぴさんは以下の回答だった。
【人生で必要なのは愛orお金?】
赤荻さん(25歳)・・・どちらかといえば、愛。
みりちゃむさん(19歳)・・・愛。金はどうにでもなる。
えりぴさん(17歳)・・・100%愛。
番組の中で「愛に包まれて死にたい」と語っていた赤荻さんは、成田氏に向けて「egg編集部に遊びに来てください。ハッピーになります」と呼びかけ。みりちゃむさんやえりぴさんと共に、ギャルの“ハピネスマインド”を説いた。
成田氏が「暗いギャルはeggにいないのか」と聞くと、えりぴさんは「時と場合じゃないですか? “うきしじみ”(※浮き沈み)ある」と回答。みりちゃむさんも「もともとはこっち(暗い方)だった。でもギャルとずっと一緒にいることで、みんなポジティブだから自分もポジティブになれた」と話した。
2人の回答に成田氏は「自信に溢れてる。僕は18歳とか19歳の頃、もっとオドオドしてた」と感心。また、ギャルの特徴として「絆が大事」「情に熱い」「素直」を上げた『egg』編集部のメンバー。えりぴさんは「生きているとたまーに尊敬できる人に出会える。店員に丁寧に接したりしてる人を見て尊敬しようって思ったりする。相手から優しくされると、優しく返したくなる」と自身のハピネスマインドを語った。
成田氏は「真面目な話をすると、日本の無差別テロのようなニュースを見ると、愛もお金もない絶望している日本人が増えているんじゃないか。愛や手に入らない人がたくさんいることを受け入れた上で、世の中を作っていくことが大事だと思った」とコメント。編集長の赤荻さんは「(成田さんも)ギャルマインドは持ってる。もっと自分を出してほしい。渋谷に来て」と訴えていた。(『ABEMAヒルズ』より)
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